おはようございます、こんにちは、こんばんは。
トッシーです。
今回で、西国四十九薬師霊場の特集は4回目になります!
少しずつ暖かくなり、お寺巡りには一番良い季節になってきましたね!
では、前回の続きの第12番札所よりスタートです!
前回のおさらい
・前回は、第7番「久米寺」、第八番「室生寺」、第九番「金剛寺」、
第十番「龍泉院」、第十一番「高室院」にお伺いしました。
前回記事もご覧いただければ幸いです。
目次
西国四十九薬師巡礼第十二番【幡川山 薬師院 禅林寺(はたがわさん やくしいん ぜんりんじ)】
本尊:薬師如来
霊場までの経路
・JR海南駅より、徒歩で往復4Km程度でした。
天候も悪くなかったので、清々しい気持ちでウォーキング出来ました。
お寺のご紹介
・幡川のお薬師さんとも呼ばれております。
御本尊の薬師如来像は塑像技法(土で造られている)であり、珍しい薬師様となっております。
古くから、眼病をはじめとした病いから、人々を救ってきたと言われております。
(ご本尊は、秘仏であり、三十三年に一度の御開帳です。)
・境内
正面が本堂となります。
・お迎え大師
・ぼけよけ地蔵様
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「薬師如来」
※御朱印は、本堂にて頂けます。
西国四十九薬師巡礼第十三番【龍池山 弘川寺(りゅうちざん ひろかわでら)】
本尊:薬師如来
霊場までの経路
・近鉄長野線「富田林駅」から、金剛バス河内行き終点下車、下車後、
徒歩で数分で到着となります。
終点に近づくにつれて、バスの車中は完全に貸し切り状態となりました(笑)
帰りも、終点(折り返し地点)から、乗る人は、他にいませんでした(笑)
バスの本数も、かなり少ないので事前に要確認です。
お寺のご紹介
・平安時代の末期の歌人【西行法師】が
「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」と歌い、
生涯最期の時に過ごしたお寺です。
・春は桜が非常に美しいことで有名なお寺です。
・本堂
・本堂の横から、山に通じる道があります。
・登った先には、「西行堂」が在ります。
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「勅願薬師佛」
※御朱印が頂ける納経所は、本堂がある境内の脇から下ると在ります。
西国薬師四十九薬師巡礼十四番【青龍山 野中寺(せいりゅうざん やちゅうじ)】
本尊:薬師如来
霊場までの経路
・近鉄南大阪線「藤井寺駅」から、徒歩で伺いました。往復3.2Km程度でした。
野中寺のすぐ近くまで行くバスが有りましたが、待ち時間が嫌だったので、
またまたいつも通り、ウォーキングです(笑)
お寺のご紹介
・飛鳥時代に、聖徳太子の命により蘇我馬子が創設したお寺と言われています。
聖徳太子ゆかりのお寺ということで河内三太子の一つ、別名「中之太子」とも呼ばれております。
・境内
・本堂
・ヒチンジョ池西古墳石棺
本堂の近くには、「ヒチンジョ池西古墳石棺」が置かれております。
この石棺は、近くの古墳から発見された物で、野中寺の境内で保管しているようです。
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「中之太子」
※御朱印が頂ける納経所は、本堂の裏手から進むことになります。
西国四十九薬師巡礼第十五番【一乗山 家原寺(いちじょうざん えばらじ)】
本尊:智慧文殊菩薩、薬師如来
霊場までの経路
・JR阪和線「津久野駅」下車後、徒歩で行きました。
往復2Km程度ですので、余裕で歩けますね♪
お寺のご紹介
・奈良時代に、仏教の教えを広め、人々から非常に尊敬をされていた僧である
「行基」により開山されたお寺です。
本尊は文殊菩薩ですが、日本で初めて文殊菩薩を祀られた最初の場所がこのお寺と言われており、
合格祈願をする受験生をはじめとして、参拝する人が非常に多いです。
・境内
・本堂・文殊殿
・三重塔
※薬師堂でお参りしましたが、写真を撮るのを失念していました。
ごめんなさい・・・
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「知慧文殊」
※御朱印が頂ける納経所は、本堂前にございます。
西国四十九薬師巡礼第十六番【荒陵山 四天王寺(こうりょうざん してんのうじ)】
本尊:救世観音、薬師如来
霊場までの経路
・地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」下車後、徒歩で数分で到着です。
駅名の通り、直ぐ近くにございます。
お寺のご紹介
・市街地の中に、これほどの広大な面積、さすがと言うしかありません。
推古天皇元年(593)に、聖徳太子により開山されました。
別名「金光明四天王大護国寺」とも呼ばれています。
西国四十九薬師霊場16番の他に、近畿三十六不動尊1番、聖徳太子霊跡1番等々、
さまざまな番札所にもなっております。
・六時礼讃堂
薬師如来像を本尊として祀られております。
おもかる地蔵様
願い事をお願いしてから、持ち上げた際、軽ければ願いが直ぐに叶うと言われています。
もし重くても、時間が掛かるが、最終的に願いが叶うとのことです。
・五重塔と西重門
金堂は工事中でした。
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「七福八宝」
※御朱印は、西重門前にある納経所にて頂けます。
札所だけでも15種類もございますので、かなりの種類の御朱印を取り扱われております。
西国四十九薬師巡礼第十七番【護国山 国分寺(ごこくざん こくぶんじ)】
本尊:薬師如来
霊場までの経路
・地下鉄堺筋線「天神橋筋六丁目」駅で下車後、徒歩で直ぐに到着です。
お寺のご紹介
・聖武天皇をはじめとした十四天皇の勅願道場として開山しました。
過去には、大阪夏の陣や大阪大空襲などにより、全焼、再建を繰り返した過去もあり、
それらの厄災を乗り越えて、今のお寺の姿となっております。
・西国四十九薬師霊場の他に、おおさか十三佛霊場などの札所となっております。
・境内にはマニ車がありました。
チベットを旅した時に、よく見ましたので、そのころの記憶が蘇り、懐かしい気持ちになりました。
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「不動尊」
西国四十九薬師巡礼第十八番【大澤山 久安寺(だいたくさん きゅうあんじ)】
本尊:千手観世音菩薩
霊場までの経路
・阪急宝塚線「池田駅」から、阪急バス「久安寺」下車。降りたら直ぐに到着です。
お寺のご紹介
・僧である「行基」より開山、後に近衛天皇の勅願寺となります。
豊臣秀吉が、月見茶会を開いたというという有名な話が有ります。
・本坊
・境内
緑が多くて、癒されますね。
・薬師堂
・本堂
・仏塔(パゴダ)
ミャンマーと同じような形の仏塔がありました。
御朱印のご紹介
・西国四十九薬師霊場 専用御朱印
・御朱印「大悲殿」
※御朱印は、入場時に申し込み、帰りに受け取るかたちとなります。
これで西国薬師霊場の前半は終了です!
既に全ての巡礼地にお伺いし満願済みですが、中~後半にかけましては、
また別の時期にアップしたいと思います。